採用情報(新卒)

H・Hさん/2019年4月入社/工事部

人間関係が良く、アットホームな職場です。

――1日のスケジュールを教えて下さい。

まず、朝8時から朝礼を行います。その後は現場の中を一周して、職人さんたちの作業の進捗確認や、危険が無いか・危険な作業をしている人がいないかを確認してまわります。

10時になったら一度事務所に戻り、安全書類やKY用紙(※KY=危険予知の略称)などの書類を作成しています。お昼休憩(12時)までに、必要であればもう一度現場に行って作業確認を行います。

昼休憩後は13時から打合せ、その後は午前中と同じですね。現場巡視と、15時からは書類作成をしています。

現場に出て作業をしている時の方が楽しいので、最初の頃はつい現場にいることが多くなってしまって、先輩から注意を受けてしまったことがありました。それからは事務所に戻る時間を決めて、メリハリをつけて仕事をするように心がけています。

 

――仕事で印象に残っていることはありますか?

施工管理の仕事というのは学校で習わないことがほとんどなので、入社1年目の頃は誰でも分からないことだらけです。私も、他の同期や先輩たちと同じく、最初は分からないことばかりでした。現場監督は職人さんから工事について質問されることが多いんですが、知らないのに知っていると嘘をつく訳にはいきませんから、そんな時は素直に「分かりません」と答えるようにしていました。

そんな中である日、顔なじみの職人さんに「『分からない』で済ませちゃ駄目だよ。Hさんは『仕事』をしてるんでしょ?」と言われたんです。

分からない事があるのは当然のことだけど、だからと言って「分かりません」でおしまいにして良いわけではないんだよ、と。『仕事』をしている以上、分からないことは人に聞いたり勉強したりして『分かる』ようにならなきゃいけない、そう言われているんだと思いました。まさにその通りで、今思えば、自分は新人という状態に甘えていた部分があった気がします。とても印象に残っている言葉ですし、それをちゃんと言ってくれる人に出会えて良かったなと思っています。

 

――職場の先輩や上司はどんな人ですか?

人それぞれですが、共通しているのは「聞けば丁寧に教えてくれる」という点でしょうか。

質問があれば、特別忙しいとき以外ならその場で説明してくれる人ばかりです。時には現場まで一緒に足を運んで、実物で確認しながら教えてくれることもありました。

現場が終わって次の現場に配属される時は、基本的にそれまでとは別の社員と組むことになるんですが、私は偶然、2現場連続で同じ所長と仕事をすることになりました。2現場目の時、その現場に配属されている社員全員で食事に行ったことがあったんですが、その席で所長に「2年一緒にやってるからこそ、教える内容は前より難しいものにしないと、Hさんに失礼だと思って今回は厳しくしているよ」と言われました。

普段は年の近い先輩に教わることが多いので、所長から直々にということは比較的少ないんですが、それでも、新人の自分のことをちゃんと気にかけてくれているんだなと、その言葉で伝わってきて嬉しかったです。実際、厳しくなったなというのを感じていたところだったので実感もありました。

上司も先輩も職人さんも含めて、人間関係が良いですね。アットホームというか、温かさを感じる職場だと思います。

 

――就活中の時のことを教えて下さい。

就活を始めた頃は「自分でデザインしたものを建てたい」と考えていたので、設計を中心に就職先を探していました。実は、内定を頂いた設計事務所もあったんです。でも就活を続けるうちに、建物が建つまでの過程もしっかり勉強しておきたい、という気持ちが少しずつ強くなっていきました。

それからは施工に携われる建設会社やハウスメーカー等を中心に何社か見て回りました。最終的に、その中でも施工全体に関わることが出来る白石建設に入社を決めました。

今ちょうど前の現場が終了して、次に配属される現場の「施工図」を作成しているところです。施工図というのは、設計図を元に実際に工事をする職人さんたちが作業するのに必要な情報を盛り込んだ図面のことです。実は建物は、設計図だけでは情報が足りなくて建てることは出来ないんです。

「図面を作る」という点では、最初にやってみたいと思っていた事に近い業務にも携われました。何より現場での業務を通して、完成までの過程を実際に体験することが大事だと実感できたので、今の仕事を選んで良かったと思っています。

 

――就活中に意識して取り組んでいたことはありますか?

どんな職場も、自分の目で見てみないと分からないと思っていたので、気になる企業があったら「とりあえず説明会に行ってみよう」と積極的に動くようにしていました。

時には、説明会や採用選考の前後の時間に採用や人事の担当者さんと直接話をして、就活の悩みを聞いて頂くこともありました。それぞれの会社の採用や人事の担当者さんは、これまで沢山の学生を見てきているので、参考になるアドバイスをもらうことが出来ました。どの会社の方も親身になって話を聞いてくれて、とても有り難かったです。

就活を通して、色々な立場の人の話を聞いたり、逆に自分のことを相談したりすることは大切なことだなと思いました。

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