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2017.02.20
嵐山カントリークラブのクラブハウスは1961年天野太郎氏によって設計されました。
建物は深い軒とバルコニーで水平線を強調したデザインを基調としており、中央の円弧状の平面を もつコアが全体を垂直に貫いています
。 半世紀を経たクラブハウスは増改築を繰り返し、当初の姿を大きく変えていました。 オリジナルデザインを尊重した保存改修のプロジェクトは2010年から開始。
嵐山カントリークラブは幸運にもクライアントの建物に対する理解が得られ、毎年着実に工事を 行っています。このような工事の進め方は、工事時期に建物全体のメンテナンスを行う ことが可能になる事。
又、復原工事を部分的に実験しながら進められる事などのメリットがあります。 次年度はエントランス廻りの改修を予定しています。
設計監理 天野太郎研究室 保存再生設計監理 メグロ建築研究所/平井充+山口紗由
所 在 地 埼玉県比企郡嵐山町
構造規模 RC造+S造 地下1階 地上 2階